ようやくネット回線がつながった

現住居に引っ越してから7か月。

本日ようやくネット回線が開通した。

 

「果報は寝て待て」を実践できなったことがここまでの苦戦の元凶だったか。

 

2月、始まりは電気の契約で話を振られたことだったかと思う。ネット回線の手続きもできるというので、じゃあお願いしますと申し込んだ。

 

話が来たのはソフトバンク。開通するまでモバイルWi-Fiをレンタルしてくれるというのでそれを借りて、工事の連絡を待つことにした。

しかし、何度かやり取りしても工事の日程がなかなか決まらない。進めるには町の許可がいるとか何とか言われるが、町のHPには、「『光回線(インターネット)を利用するには、町への申請が必要。申請及び許可に時間がかかっている』などといった誤った説明を受けたという相談が多く寄せられています。町内での光回線の利用開始手続きに、町への申請等は一切必要ありません」と書いてある。どういうこっちゃいと憤り、いったんキャンセルをした。そしてレンタルのこれが間違った選択だった。

 

ひとまず、電源さすだけのやつやモバイルWi-Fiでしのげないものかと調べて回る。

ソフトバンクショップでSoftBank Airが使えるか調べてもらうと、圏外地域だった。

ドコモのhome 5Gは、某ドコモショップの中国系店員さんが「あまりお勧めしませんよ」(言っていいのか)というので、やめておく。

WiMAXは前に同じところに住んでいた人が「まあ大丈夫ですよ」と言っていたので最後の選択かなと思っていたけど、3年縛りが少し気になった。

 

で、4月末、Y!mobilePocket WiFi・アドバンスモードにしようと、1月くらいに考えていた案に落ち着く。

それを購入して契約しようとソフトバンクショップに行くと、「店舗にはなく、入荷がいつになるかも分かりません」と返答される。「待ちます」とも言えず、いったんあきらめる。

家に帰り、Y!mobileのHPを見てみると、なんとネットで契約できるではないか。早速申し込んだら、あっという間に届いた。町のショップよりネットの方が早いだなんて思わなかった。これなら、ケータイもネットで機種変更すればよかったと少し思った。

 

さて、Pocket WiFiの基本容量は7GB。これはあっという間になくなり、アドバンスモードも制限はあるので、ケータイとの併用で苦しむことになる。

5月、会社支給携帯のテザリングは、月半ばで制限がかかる。仕事ではWEB会議が多いので、やっぱり家にネット回線が必要だなと、再度契約を検討する。

auはサービスのない地域。

ということで、実家で契約しているぷららに申し込んでみる。しかし、何回かのやり取りの末、ぷららも開通まで2~3か月以上かかると言われ、キャンセルする。

もうどうしようもないなと、NTT西日本フレッツ光の窓口っぽいところを見つけて、そこで進めてみることにする。

だがここでも「開通まではかなり時間を要するかもしれません」と聞かされる。

 

6月末、ようやく工事の下見の人が来る。数日後、電話があり、工事日が決まるまで2か月ほどかかる、もしかしたらそれ以上になるかもしれないと言われるが、もう待つしかないな、と待つことにする。

 

8月末。いっこうに連絡がこないので、こちらからご様子伺いの電話をかける。

すると、工事の下見からそんなに経っているのに連絡がないんですか?と不思議がられる。しかし、担当者が休みなので明日電話しますとのことで、分かりましたと電話を切る。だが、その小一時間後、「担当者」から留守電が入っていた。

翌日、担当者と話し、その翌日、工事日を決められますと連絡を受ける。

 

そして9月9日、工事の日。契約書やレンタルするはずのルーターは届いておらず、工事は終わったらしいが、確認ができない。接続しない。

ルーターの申し込みをして待つこと3日。ついにルーターが届く。

つないでしばらくは、「あれ?」「つながらない」と、電源入れ直したり、再起動したり、苦戦すること1時間。ようやくつながった!

 

選んだのは、フレッツ光ネクストスーパーハイスピードタイプ隼。なので、早い。工事の人が言っていた。「この家の周囲に同じ回線を契約している人がいないので、相当早いと思いますよ」と。まさにそうなのだろう。

 

そんなこんなで、あがき続けて7か月。回線がつながったのでした。

今思い返せば、最初のソフトバンクを気長に待ち、貸与品のWi-Fiを使っていればよかったなと、思うに至った次第。