ほしのこえ

今日見たもの。

ほしのこえ」は新海誠のアニメ。中3女子がロボットパイロットになり、地球の調査隊を襲う宇宙人と闘うという主軸のストーリーに、彼女の恋愛を絡めて描く。

高評価を受け続けた作品だけに、映像にこめられた思いの強さがある。
とある映像作家が、「映画のテーマは?」という質問を受けることがあるが、全体のストーリーも、ワンシーンの表現も、すべてがテーマなのだというようなことを語ったのを聞いて、確かにその一つのシーンを取りたいがために長い物語を綴ったっていいよな、と思ったことがある。
新海作品にはこのシーン絵にしたいという思いがはっきりあるんですな。

8光年の遠距離恋愛っていう設定はいいね。この年になると、「ずっとあなたを好きで・・・」みたいなものは、ずっと一緒に居ない限りありえなくて、いたとしても困難なことと思うわけだけど。。

この作品を見た今日、小沢健二の94年のビデオを見た。
天使たちのシーン」という昔大好きだった曲をあらためて聴いて、
ほしのこえ」の世界観との相似性を感じた、それだけです。