告白

先に観た人が、帰り道、気持ちが沈んだ、と言ってたので、少しだけ心構えを持って観にいった。
会社終わり、21:00過ぎからの回だったのは、よかったかも。
試写会告知のTVCMで見て気になってたけど、中身も、作りも、スタッフも全く知らずに見たのは最近じゃ珍しい。

その出来のよさに、とにかく惹きつけられた。

確かに後味は悪いし、感動なんてしやしない。
昨今の「みんなが見たいと思う」「感動的な」「心を打つ」映画とは全く異なる、
独自のスタイルを持った作家性に富む作品だった。
「原作を忠実にたどっているだけ」という声もあるが、映画から観た者(自分)にはどうでもいい話。
ひとつの作品として評価できるんだから、原作がどうのこうのなんて関係ないんですよ。

とあるレビューではインディペンドの映画作家は見習うべき、だとか書いてたが、実に。

さてさて、描かれた教室の風景は、これが今のリアルなんだろうか。
中学生って、こんなにひどいのか?
だったら、まだ完成してない人間なんて、人間として扱う必要はないよな。
殴ってぶちのめして蹴っ飛ばして正しい人間にしてやらないと。
そこに理由はいらんよ。
裁判所も気付け、今の日本に足りないものを。

今回は、へんな文だなあ(笑)。