キネマ旬報の記事に惹かれて観たいな~って思ったので、
すっきりしない作品とは知りつつ、観に行ってみた。
井筒監督の作品はあったかいところが好きなのだけど、
最近の作品はそうでもないのかな。
どうしようもない負の連鎖。
どこにも救いはないと分かっているのに突き進んでしまう悲しさ。
だけど、どこかで幸せや喜びを望んでしまう本音。
そういえば、爽快な所がどこにもない暴力描写ってのはあまり観たことがないな。
そこが監督のメッセージであるような気がする。
つまり、反暴力、現代の若者批判の映画なのでしょう。
これじゃいけないよって、言ってるんだなと思いつつ、観たが、
これも、すっきりしない作品でした。