濱嘉之メモ②『警視庁情報官』シリーズ

2015年くらいに買ってずっと読まずにいた濱嘉之(はま・よしゆき)著「警視庁情報官 シークレット・オフィサー」(講談社文庫)を読み終える。

かつて警察官だった作家らしく、小説に盛り込まれる警察情報は微に入り細に入りで、それがリアリティや臨場感を醸成している。「警視庁情報官 シークレット・オフィサー」での私生活の描き方には、「え?警察官って男女関係はこんな貞操がないの?」と思ったが、それもまたリアルなのかもしれない(笑)。

 

警視庁情報官シリーズ

  • 「警視庁情報官」(2007年)
    • 文庫版「警視庁情報官 シークレット・オフィサー」に改題(2010年11月12日第1刷発行/講談社文庫)
  • 「公安特命捜査 警視庁情報官2」(2009年)
    • 文庫版「警視庁情報官 ハニートラップ」に改題(2011年4月15日/講談社文庫)
  • 警視庁情報官 トリックスター(2011年11月15日/講談社文庫書下ろし)
  • 警視庁情報官 ブラックドナー(2012年10月16日/講談社文庫書下ろし)
  • 警視庁情報官 サイバージハード(2014年01月15日/講談社文庫書下ろし)
  • 警視庁情報官 ゴーストマネー(2016年11月15日/講談社文庫)
  • 警視庁情報官 ノースブリザード(2019年07月12日/講談社文庫)